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メディアプランに関係してない記事です。

今日は4/1、エイプリルフールというよりは入社式だ。たまたま、用事があり26年前に自分が入社した頃に会社が入居していたビルの前を通りかかった。ビルの外観はきれいにお化粧直しされているが、ビルそのものは昔のままだった。

自分が新入社員の頃を思い出すと、当然自分で何か仕事を作り出していたわけではなく、上司や先輩に言われた仕事をやっていたに過ぎない。

ただ、自分で心がけていたことがある。
それは、頼まれた仕事、決まり切った仕事に

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を自分で考えて実施すること

だった。そうすると言われた仕事だったものが、「自分の仕事」になる気がした。ただなんでもかんでもアイデアを足せばいいんじゃなくて、頼んできた上司や先輩、営業の人などが喜んでくれそうなことを考えていた気がする。

例えば、(僕は最初の配属は雑誌のバイイング担当だった)出版社の方から原稿を貸して欲しいと頼まれることがあった。新刊の雑誌やそれほど人気のない雑誌だと広告原稿を埋めなきゃならないことが結構ある。そんなときにお金は取れないけれど、広告原稿を貸してくれる広告主を探して欲しいと頼まれるわけだ。

頼まれたときに単純に「原稿貸して下さい!」とお願いしにいっていたが、原稿(当時は版下)を一枚作るのにもお金がかかるし、営業の人も面倒なのでなかなか貸してもらえないこともあった。

そこで、いろいろ考えて、いくつかの出版社さんから頼まれた雑誌をまとめてセールスできるようにしてみた。タダだった空きスペースを複数まとめることで、合わせると正価ベースで○百万円のスペースを特別に○十万円で!としてあげると営業の人はお金になるから売る気になるし、広告主の担当者も割引率が高いいい買い物ができたと喜んでお金を出してくれる。当然出版社の方にも多少なりともお金を付けてあげられたので喜んでもらえた。

当時はまだ入社1年目だったけど、アイデアを考えることで喜んでもらえて、お金になることを学んだように思う。

それ以降も、実は今もあんまり変わってなくて、必ず

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を考えるようにしている。

そんな昔のことを思い出した1日でした。